漫画で紹介!専科メンバー(田口さん編)

  • 4コマ・マンガ
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Researcher

研究者プロフィール
七海 里枝

研究員 2008年入社

管理課

大学では木材害虫および森林昆虫を専攻し、菌食性昆虫の生態研究を行う。 2008年テオリアハウスクリニックに新卒入社。 シロアリをテーマとした漫画を執筆し、(公社)日本しろあり対策協会の展示会に出展協力など、異色の経歴を持つ。

interview

田口さんにインタビュー

専科のメンバーを漫画で紹介して行こうという企画。第2回は田口さんです。

Q1:使用しているカメラは?

七海

私はカメラに詳しくないのですが、奥深い分野であることは存じています。わからないなりに、普段使用しているカメラの機種など撮影機材についてお聞きしてもよいでしょうか。

田口

デジタルミラーレス一眼を2台使用しています。機種は、Canon EOS R6 MARK2と、EOS Rの2台体制。水中写真は、コンデジのOlympus TG-6を使用しています。
レンズはRF24ー105mm F4 L IS USMRF100ー500mm F4.5-7.1 L IS USMEF100mm F2.8 L MACRO IS USMEF500mm F4 L IS Ⅱ USMの4本をフィールドに持っていくことが多いです。

七海

なるほど…?(わかっていない)
レンズにはどのような違いがあるのでしょうか。

田口

■ 24-105=標準レンズ。風景、スナップ等で使用。
■ 100-500=望遠レンズ。距離のある被写体に対して大きく引き寄せる事が出来る。植物、昆虫、鳥類、野生動物、風景とオールマイティーに使える。
■ 100マクロ=昆虫や花をクローズアップする為に使用。
■ 500=あの白バズーカ砲。遠くの野鳥、野生動物を撮影する時に使用。一番使用頻度が高いです。
手持ちで撮ることが多いですが、三脚も使用します。動植物全般を、どんな状況でも撮影できるようにしたいと思い、今の装備になりました。

あの白バズーカ砲

Q2:生き物が先かカメラが先か

七海

写真を撮るようになったのはいつ頃で、どのような理由からだったのでしょうか。

田口

写真を撮りたいと思ったきっかけは、ずばり図鑑です。
私は、幼い頃から動植物に興味があり、両親からもらった図鑑を夢中になって読んでいました。
小学生のころには「いつか自分自身で図鑑に出てくるようなハイクオリティの写真を撮ってみたい!」と思うようになりました。中学生になってから、写ルンですやコダックの使い捨てカメラを購入して、とにかくがむしゃらに撮っていました。ピンボケ写真ばかりでしたが、楽しかったですね。

七海

私も生き物が好きになったきっかけは子供の頃に読んだ図鑑でしたが、私はそこから絵を描く方向に興味が湧いて、それが現在の自分に繋がっている気がします。おなじ図鑑からの導入でも、田口さんの場合は写真そのものに興味が湧いたんですね。

田口

中学3年生の時に父親のお下がりのフィルム一眼レフカメラをもらってから、身近な自然、近所のフィールドに通うようになりました。その頃の写真は鳥の距離感が豆粒程度の大きさでした。
社会人になってから、少しずつ野鳥との距離感を詰めたい!という気持ち一心でお金を貯めてバズーカ砲を買いました。バズーカ以外も、色々撮りたいという気持ちで買い揃えていきました。

Q3:重要なのは観察すること?

七海

田口さんのものまねを見ていると、相手の特徴を捉える観察眼が鍛えられているなと感じます。それはやはりフィールドでの写真撮影で鍛えられたものなのでしょうか?

田口

フィールドでの観察もありますし、元々ものまねが好きで、中学生の時に塾の先生、大学生の時にはゼミの教授のものまねを散々やっていました笑。
生き物観察はもちろん、人間観察も好きです。実は私の特技に、フクロウとキビタキの鳴き真似がありまして、彼らをおびき寄せる事が出来ます。やりすぎると、彼らの繁殖に影響を及ぼす可能性があるので、最低限にとどめていますが。

生き物に対する情熱を幼い頃から現在に至るまで常に持ち続けてきた田口さん。フィールドで培われた知識と経験がしっかりと身についているのを感じます。このシリーズでは、今後もシロアリというジャンルに縛られず、メンバーのいろいろな側面を紹介できればと思っています。

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