アリ特化イベント「蟻道」第2回にも白蟻専科が出展しました
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Researcher
- 木村 健人
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研究員 2009年入社
経営企画部webマーケティング課専任課長
シロアリ・木材腐朽菌に対する防蟻・防腐薬剤性能評価、木材保存について在学中に携わる。 2009年テオリアハウスクリニックに新卒入社。 数千件のシロアリ調査および駆除工事に従事。趣味はシロアリ飼育。
interview10月4日に開催された、アリ好きのためのイベント「蟻道(ぎどう)」。2月の第1回に続き、第2回にも白蟻専科が出展させていただきました!
今回もアリ一色の会場の中で、シロアリのブースを出したのは白蟻専科だけ。その模様をさくっとお届けします。
「行きたかったけど行けなかった」という方にも、どんなイベントだったかが伝われば嬉しいです。
蟻道とは?
蟻道は、日本国内におけるアリの魅力やアリ飼育文化を広げることを目的とした、アリに特化したイベントです。
有識者によるトークショーや生体の展示、物販、ワークショップなど、「1日中楽しめる」をコンセプトに、知識や経験を問わずアリ好きなら誰でも楽しめる内容になっています。
今回は、東京・蒲田の大田区産業プラザPiOに移し、第1回の倍以上の広さで規模を拡大して開催されました。

ちなみに、2月に開催された第1回の様子は、田中さんがレポートしてくれています。あわせてご覧ください。
シロアリ枠は今回も白蟻専科だけ
出展者一覧を見ると、アリの生体や飼育用品のショップ、クッキー屋さん、昆虫食のTAKEOさんなど、今回は17の出展者が並びました。
その中で「シロアリ」をメインで扱っているのは今回も白蟻専科だけ。アリのイベントにシロアリで参加するというのは、改めて考えても不思議な立ち位置ですが、シロアリもアリと同じ社会性昆虫ということで、今回も温かく迎えていただきました。

白蟻専科のブース
ブースでは、前回好評だったシロアリの被害材や巣の展示に加えて、生体の展示もしっかり用意。

シロアリの巣と被害材

日本最大級のシロアリ「オオシロアリ」の生体展示

ネバダオオシロアリ
ネバダオオシロアリやオオシロアリといった大型のシロアリは、アリ好きの皆さんにも見応えがあったようで、ケースをのぞき込んでじっくり見ていく方がたくさんいました。
一方で、ヤマトシロアリやイエシロアリといった、住宅に被害を与える身近なシロアリの展示も。
「逃げたら大変ですよね…?」「シロアリって怖いですよね〜」などの反応から、「飼ってみたいけど、逃げたら危ないですか?」といった、意外にも「飼育してみたい」という反応も非常に多かったです。
補足しておくと、外来種のアメリカカンザイシロアリなど乾材シロアリに分類されるシロアリ以外であれば、飼育は可能です。特に、オオシロアリやネバダオオシロアリなどは住宅被害も報告されておらず、水分に依存するシロアリのため、飼育する方も多くいらっしゃいます。
※乾材シロアリは住宅の乾燥した木材に入り込んで営巣する危険性があるため、飼育には向かない種類です。

イエシロアリの展示
また、今回は7月の蚕蟲祭で用意した「触って体感できる展示」も用意しました。
正常な木材とシロアリに食べられた木材を持ち比べられるコーナーでは、実際に手に取って「軽っ!」と驚かれる方も。見た目以上にスカスカになっていることが、重さで伝わったのではないかと思います。

正常な木材とシロアリに食べられた木材の持ち比べ

アメリカカンザイシロアリの糞の観察
アメリカカンザイシロアリの糞を観察できる展示や、被害の実態をまとめたパネルも並べ、住宅のシロアリ被害についても知ってもらえる内容にしています。

アメリカカンザイシロアリの生体展示
田中さんが今回もトークショーに登壇
蟻道の目玉の一つが、有識者によるトークショーです。
今回はAntRoomの島田拓さん、寺山守先生、ぴぴんap生き物チャンネルのぴぴんさんなど、アリ界隈ではお馴染みの方々が登壇。そのなかで、白蟻専科からは前回に続いて田中さんが登壇し、シロアリについてお話ししました。

トークショーで話す田中さん
トークでは、イエシロアリの階級や副生殖虫への分化の内容を中心に紹介。

トークショーの会場の様子
会場に用意された約50席の座席はすぐに埋まり、その後ろには立ち見の方が何重にも並んでくださるほど。アリのイベントで、これだけ多くの方がシロアリの話を聞きに集まってくれたことには、正直驚きました…!
アリが好きで集まっている皆さんが、シロアリの話に真剣に耳を傾けてくださっている姿を見て、アリとシロアリの違いや共通点に興味を持ってもらえるきっかけになっていたら嬉しいですね。
シロアリのクッキーも売っていた!
会場を回っていて思わず足が止まったのが、クッキー屋さんのブースです。
アリをはじめ、さまざまな虫の形をしたクッキーがずらりと並んでいたのですが、よく見るとシロアリのクッキーも…!

虫の形をしたクッキーがずらり
今回は、ヤマトシロアリの兵蟻とイエシロアリの兵蟻(すごくマニアックで嬉しいです)、ニンフ、タカサゴシロアリの兵蟻、タイワンシロアリの女王の5種類がクッキーに!

シロアリのグッズは自分たちで作ることはあっても、ほかのお店でシロアリの商品を見かけることはなかなかありません。シロアリがかわいいクッキーになっているのは、シロアリに関わる身としてはなんだか嬉しいです。
アリの展示・販売もさまざま
もちろん、会場の主役はアリです。
各ブースでは、さまざまな種類のアリの生体展示や販売、飼育用の巣やグッズの販売などが行われていました。

会場の様子
前回の第1回でも感じましたが、アリ飼育の世界は本当に奥が深く、飼育用品の工夫やブースでの専門的な会話を聞いているだけでも勉強になります。
白蟻専科オリジナルグッズも販売
そして今回も、白蟻専科のオリジナルグッズを販売しました。
これまでのシロアリのアクリルスタンドやシール、トレーディングカードに加えて、プレイマットやアクリルコインなども並べています。

白蟻専科オリジナルグッズ
アリのイベントでシロアリのグッズを手に取っていただけるのは、本当にありがたいことです。お買い上げいただいた皆さま、ありがとうございました!
イベントを終えて
第2回の蟻道も、開場直後から多くの方に足を運んでいただき、会場は終始アリの熱気に包まれていました。
シロアリは、住宅に被害を与える存在である一方、アリと同じ社会性昆虫として、とても面白い生態を持った生き物です。アリ好きの皆さんに、そんなシロアリの一面を少しでも知ってもらえたなら、出展した甲斐があったと思います。
主催の皆さま、そしてご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました!
白蟻専科は、これからもさまざまなイベントや展示を通して、シロアリの面白さやシロアリ防除について発信していきます。またどこかの会場でお会いできることを楽しみにしています。
蟻道とは
アリ好きのためのアリに特化したイベントです。第1回は2026年2月7日に、第2回は2026年10月4日に大田区産業プラザPiOで開催されました。
蟻道公式ウェブページ
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